2010年5月29日土曜日

出題終了しました

下記に記したように、予選に致命的なミスが発覚したり、そもそも予選の解答量がとても15分では解ききれないものだったり(これについては敢えて承知して出題しましたが)と、色々問題は出ましたが、どうにか出題を終了しました。
(問題・解答及び解説は後程アップいたします)

皆様がダービー、ひいては競馬がますます好きになっていただける一助になれば幸いです。
ありがとうございました。

訂正とお詫び

予選問題の13番で「昭和59年(第50回)」とありましたが、これは「昭和58年(第50回)」の誤りでした。

(解答用紙を各参加者に返却したため記憶頼りになりますが)この問題での正解が得点トップの1名のみのため、問題無効もしくは全員正解扱いとしても順位に変動はありませんが、一方で正しい情報が示されていれば正解が出ている可能性もかなり高かったことを考慮すると、順位変動の可能性がありました。ここにお詫びいたします。申し訳ありませんでした。

2010/06/04 追記
・予選問題・問13(b)「制裁金(過怠金)」という解答の判断が付かなかったため(当日はボーダーラインに影響しなかったため保留としましたが)、「通常の処分以外に」という一文を付け加えて公開いたします。

・予選問題・問19は単に「現在JRAがHP上で公開している資料が過去20年分のみ」というだけという可能性が高いため(考えてみればミスターシービーが毎日王冠で33.9とかいう話が残ってますし)、「平成2年以降」という条件を外して公開いたします。

・予選問題・問11/19/25は、本年(2010)のダービーを含めて考えた場合、開催日当日とは正解が異なりますのでお気を付け下さい。

2010年5月22日土曜日

判定の訂正など

オークスをすっ飛ばし(?)馬券検討を兼ねて過去のダービーを通しで何十回と見直す今日この頃ですが、それとネット上の記事を比べると、明らかに間違っている情報が散見されますねぇ…。
例えばとある方のblog記事で単勝2.1倍だった馬を1.2倍と書いていたり(2番人気が7.6倍なので「圧倒的一番人気」なのは確かですが、それで筆が滑ったと思われる)、某辞書ページで1枠1番の馬を8枠云々とか書いていたり、果ては某社が出しているDVDで1番人気と2番人気を逆にナレーションしていたり…。

しかし、かく言う私も調べておいて結局間違えた情報を出題したという事態も(あってはなりませんが)考えられます。そうした疑問が解答者もしくは会場から出た場合、すぐに調べが付くようなら少し時間を取りますが、時間が掛かると思われる場合は判定を保留して次の問題に進み、「最終問題までに判断が付けば反映」「判断が付かなければ問題無効」とさせていただきます。

2010年5月12日水曜日

出題について(3) 予選とアンケート

(5/14追記有り)

テーマ「クイズ番組」のblogを見て思い出したのですが、
本家フジテレビでもそういう傾向と言うことで、
「予選は思いっきり厳しく、本戦はある程度は正解が出るように」
という風に、今更ながら問題をちょっと組み替えております。

その結果、「必ず1問4点の100点満点とし、中間点は認めてかまわない。」
という規約の「中間点」がたくさん出ることになります。
ただ、テーマがテーマだけに、「中間点」といって一般にイメージする、
「論述で正確性や細部の差違によって減点」といった形よりは…ハイ。
おそらく、3場開催の全36レース買うぐらいの忙しさになろうかと(無責任な)。
そのつもりで心積もりをして頂ければと思います。

また、更にその結果、同点のボーダーラインという事態はまず避けられると思うのですが、
アンケートに割ける時間は殆ど無いことになりそうですので、
「長く書かなくて済むお題」をお出しする予定です。
(一方で、万一同点の時はそのアンケートの出来で当落が決まっても納得して貰わなければ
ならないのですが…多分納得して貰えるお題になっているはずです)

また、このアンケートに限り、「翌日の予想」(?)に似たことを聞くかもしれませんがご了承ください。

2010年5月9日日曜日

出題について(2) 除外範囲

最初のご挨拶で触れた通り、かなり広範になるであろう「予習範囲」のこともあり、全く出題予定が無くなってしまった部分については「出題無し」と書いてしまう方がよいのではないかと考えました。

というわけで、以下は出題範囲から除外いたします。
既に調べてしまったという方、申し訳ありませんが、実際の馬券検討に生かして頂きたく…。

●ダービー馬になるまでの競走成績を問う問題はそれなりに存在するが、
 ダービー制覇より後の競走成績についてはあまり触れないこととする。
 例8:キーストンが…あ、泣けてきたので略
    (阪神大賞典)
  ⇒※全く問わないわけではない
   ※繁殖成績などはそれなりに問うので注意
   ※というわけで、前の投稿で挙げた例5~7のような問題は出題しない可能性が非常に高いです。

●「マンガ」「アニメ」「ゲーム」「小説」「歌謡曲」等における架空のダービーは出題対象から除外する
【明確に除外】
例9:史上初の同着優勝となった平成8年のダービーで、
   ミドリマキバオー・カスケードの3着に突っ込んだのは?
   (ベアナックル)
    ⇒ただの「マキバオー」カルトになってしまう
例10:「ありゃ馬こりゃ馬」で主人公・氷室翔が勝った2頭のダービー馬を全て挙げよ。
    (フジノバンバンオー・シンケン)
    ⇒理由は同上
例11:「99.9%は祖父・父に続いて無敗の二冠を達成することになる、
    最近では母がファレノプシスに変わっている「ウイニングポスト」の最強馬は?」
    (サードステージ)
    ⇒理由は同上
例12:「コウタローが直線で差し切ろうとしたのは?」
    (ホタルノヒカリ)
    ⇒理由は同上
例13:「じゃじゃ馬グルーミンUP!」の第一部最終盤、アダタラヨイチが出走した
   ダービーを制したコモンセンスのモデルと思われる2頭のダービー馬は?
   (ダイナガリバー、スペシャルウィーク)
    ⇒「醍醐(社台)ファーム生産初のダービー馬」と
     「弓削匠(武豊)騎乗で紫、白鋸歯形の勝負服」という正解に必要な情報は
     現実のダービーネタに絡むが、結局は「深い」漫画内知識が大前提となるため却下。


【「東京優駿」競走自体と、関連性が薄い】
例14:映画「優駿」で主人公を演じた馬のJRA競走馬としての馬名は?
   (マヤノオラシオン)
    ⇒マヤノオラシオンとしてはダービートライアル(京都四特含む)
     にすら出走できていないので却下。
例15:さだまさしからダービーを勝っていないのに「ひとりぼっちのダービー」という曲を
    送られた、結局2着が最高だった騎手は?
    (的場均)
    ⇒除外理由は下記参照
例16:漫画「ダービージョッキー」の原案を手がけたダービージョッキーは?
    (武豊)
    ⇒除外理由は下記参照

※こうした(レース以外の)ケースにおける「関連性が薄い」は
 「第○回の東京優駿」…といった具合に、具体的な回に関連づけられるか、
 というのを一つの目安として考えます。
 なので、下記(例17)のようなケースは出題対象です。

例17:馬主の永田雅一が制作した、トキノミノルを記念した映画は?
   (幻の馬)


●問題製作者が一年以内に別のクイズイベントで出題、
 もしくは出場予定と思われる方と今年に入って雑談で話してしまった(可能性のある)
 下記2点のネタは除外

例18:映画「優駿」スタッフがずーっと撮り続けていたこの年の18着馬は?
   (マティリアル)

例19:現行制度において、収得賞金ゼロの馬が東京優駿に出走できる可能性があればそれを書け。
   ⇒付随して、ロイスアンドロイスがどうのこうのも除外します。すみません…

   ちなみに解答(多分)
    ※重賞、及び3歳以降の準OP以上は収得賞金ゼロでは出走不可である。
    ※ただし、クラシックのトライアルには出走可能である。
    ※ところが、上位入選でも「収得賞金ゼロ」の馬に優先出走権は与えられない。
    ※従って「青葉賞2着で賞金加算かつ優先権獲得」等により
    「未勝利のままダービー出走」は現在も可能だが、「収得賞金ゼロでの出走」は不可能。
    ※なお、未勝利なのにG1レースを3着しまくった結果非常にレーティングが高いという
     「JRAのルールに沿うならば収得賞金ゼロ」という外国調教馬が選出される可能性はあるが、
     そもそも「収得賞金」という概念自体が発生しないと思われるので無視する。

出題について(1) 範囲と表現

さて、仮エントリー時に掲載させて頂いた出題範囲は以下の通りです。

•第1回(1932)から出題当日時点までの確定情報
•展開/結果/配当/トライアル/血統/馬主/厩舎/騎手/牧場/ファン/放送出版/規則/レース当日/時代背景…等々、「東京優駿」に関連するものは全て出題範囲とする。
•翌日、第77回の予想は出題対象としない。
•イギリスダービー/マージーサイドダービー/日本選手権競輪/競馬ダービー紙/ダービーニュース紙/さんまの何でもダービー…等々、「東京優駿」以外のダービーは出題範囲に含まない。

まずこれに、以下を追記します。
●問題文中で特に断り無く「ダービー」と称した場合は「東京優駿(日本ダービー)」を指す。

●出題時に必要な場合、「元号による開催年度(第○回)」という形でレースを限定する。
 例1:「平成22年(第77回)の勝ち馬は?」
    (???)

●年齢表記については現在で統一するが、レース名は場合に応じて使い分ける。
 例2:「2歳時に朝日杯FSを勝っているダービー馬を全て挙げよ」
    (解答省略)
      ⇒「朝日杯3歳S」時代も含めて考える
       
●以上2つ(開催年・回/レース名)について、解答の際は問題文冒頭に注釈の無い限り、
 どれ(どちら)を使っても良い
 例3:「(前略)・アイネスフウジン・ナリタブライアンが
    ダービー以外に共通して制している2歳重賞は?」
    (朝日杯FS/朝日杯3歳S)
      ⇒どちらでも○
       ※ただし「施行回数のカウントリセット」を伴うような大幅な条件変更があった場合は
        別々のレースと考える。
       ※JRAや競馬新聞等で「○○を前身とする~」のように表現されているものは同じと考えて良い。

●馬名に「ァィゥェォッ」が使えない時代の馬については、
 発声・記述どちらも命名の意味に沿ったとき自然な形の解答を認める。
 例4:「皐月賞馬のうち、ダービーに出走できなかった初のケースとなったのは?」
    (ロツクパーク)
      ⇒「ロックパーク」も○

●ただし、旧仮名遣いの記述はその通りに書くこと。
 例5:「秋のオークス開催が最後となった昭和27年(第19回)。この年は牝馬最強世代と呼ばれ、
    ダービーも出走31頭中12頭が牝馬であった。このうち3頭は8大競走の勝ち馬となるが、
    それは何と何と何か?」
    (クインナルビー/レダ/スウヰイスー)
      ⇒「スウイイスー」は×

●問題文中「全て挙げよ」といった場合、正解は複数である。解答順も正誤判定に影響しない。
また、複数回該当するものは1度言えばよい(複数回述べても即誤答とはしない)
 例6:今年の目黒記念は一般投票により選定されたダービー馬の名称が副題に付くメモリアルとなるが、
    そんなわけでこの名称に相応しいと思われる(?)目黒記念を制しているダービー馬を全て挙げよ。
    (カツラノハイセイコ、カブトヤマ、サクラショウリ、シンザン、トクマサ、ハクチカラ)

●問題文中「順に挙げよ」といった場合、正解は複数であり、解答順も正誤判定に影響する。
また、複数回該当するものはその回数分、その順に述べなければならない。
 例7:今年の目黒記念は一般投票により選定されたダービー馬の名称が副題に付くメモリアルとなるが、
    そんなわけでこの名称に相応しいと思われる(?)目黒記念を制しているダービー馬を、
    目黒記念の制覇順に全て挙げよ。
   (カブトヤマ、トクマサ、ハクチカラ、ハクチカラ、シンザン、サクラショウリ、カツラノハイセイコ)

参加に際して

参加資格・及び出題については原則として『カルトQまつり』の公式blogに掲載されている共通ルールに則ります。



というわけで、参加をご検討頂ける方は上記公式HPよりエントリー頂けますと、予選用筆記問題の用紙等、準備の都合上大変助かりますのでよろしくお願いいたします。

「クイズサークルへの参加者」に限定はいたしませんので、「ダービーなら任せろ!」という熱意ある方の参加を歓迎いたします。うっかり「ダービー 傾向」なんていうキーワードでこのblogに立ち寄ってしまった方、如何でしょうか?
 ※「出題中は静かにする」「観覧中判っても答えを言わない」等々のマナーはお守りください。
 ※当企画はJRAや各出版・報道機関等とは一切関係なく個人が開催するものです。
  上記の関係各所へのお問い合わせや宣伝行為はなさらないようお願いいたします。

また、性質上『配当』など、競馬の「ギャンブル」面についての出題も当然なされますが、これを理由として20歳未満、または競馬法において馬券購入を禁じられている競馬関係者の参加を制限することはありません。…某T元騎手みたいな理由だとちょっと考えさせて頂きますが。

というわけで、そうした立場の方が勝った場合を考慮して、優勝賞品として「私が予想した3連単1点勝負馬券を押しつける」(今年当たったのは先日の青葉賞(1-2-3番人気で入線)のみ)案はボツとなりましたが、替わりのモノを用意していますので、お楽しみに。

ご挨拶

ダービートライアル・プリンシパルSも終了し、本日昼には実質的なダービー最終便となるNHKマイルCが行われようとしている今日この頃ですが、この記事をご覧頂いている皆様におかれましては、馬券やPOGの調子は如何でしょうか?

ご挨拶がかなり遅れましたが、この度、『カルトQまつり』において、「東京優駿」というお題で出題させて頂くことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

我が国のダービーも本家イギリスに比べたら約3分の1ぐらいではありますが、それでも80年近い歴史を有しているわけで、作成側としても改めて「そんなことがあったのか」と感じ入ったり「ああ、あのときヒモにこの馬入れておけば」と今更後悔したりといった日々を過ごしております。

というわけで、このblogにおいては、皆様の予習の一助となるような情報を載せていこうかと思っています。