2010年6月9日水曜日

予選問題 解答(問20-25 1問1答/その他部分)

【答20】
(単勝)人気順に1~3着が決まった

 ※厳密には複勝人気があるが、単に人気といえば普通は単勝を指すと思われるので必須としない。
 ※「順に」が無い場合は△(2点)とした(1999年アドマイヤベガなど他に複数例あり)

・フレーモア/テーモア/デンコウ
・ロングエース/ランドプリンス/タイテエム
・ウイニングチケット/ビワハヤヒデ/ナリタタイシン
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【答21】
初重賞制覇がダービー

 ※戦前に遡って調べきれなかったため、「唯一」とは言い切れず、このような出題に。
  どうも見習騎手だった前田長吉もそれっぽいが…(クリフジはダービーが初重賞だし)
  (この人、1944年もシゲハヤで2着でダービー連対率100%なんですね)
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【答22】
(馬に必要以上の負担を掛けないようにするため、勝ちを確信したら)ダービーの大舞台で僅差なのに最後追わずに流した。

※「流した」「追わない」等は必須語句。
※「僅差」を意味する語句がなければ△で2点。
※「ダービーなのに」等は問題文中に含まれているので無くて良い。
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【答23】
1997(平成09)年、第64回
 ※サニーブライアン /シルクジャステス/メジロブライト
2001(平成13)年、第68回
 ※ジャングルポケット/ダンツフレーム /ダンシングカラー

2010年も3着ヴィクトワールピサがネオユニヴァース産駒のためSSあり。
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【答24】
567億8629万 400円

 ※3点:誤差1000万円以下
  2点:誤差 1億円以下
  1点:誤差10億円以下
 ※2010年は前年比10%減で251億9180万 200円…。
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【答25】
1673頭

※3点:誤差 10頭以下
 2点:誤差 50頭以下
 1点:誤差100頭以下
※2010年は17頭立てのため、コレを加えると1690頭
※「1672頭」という解答あり
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予選問題 解答(問13-19 1問2答部分)

【答13】
[a]吉永正人
[b]優勝トロフィーの剥奪
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【答14】
[a]グレートヨルカ
[b]アズマハンター
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【答15】
[a]アストラル
[b]イザベリーン
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【答16】
・茨城県産
・芦毛
・1着賞金が1億円以上になってから
 ※前年の9500万から1億300万に増額

※478kgで勝利、とか、単勝7.3倍とかも他になさそうだが、一応模範解答は上の3つ。
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【答17】
・ダービーが不良馬場で開催
・皐月賞が14着
 ※キーストンは平場OP、ダイシンボルガードはNHK杯を挟んでいるため「前走」は×
 ※「惨敗」「2桁着順」等なら△
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【答18】
・フサイチホウオー
・アローエクスプレス

※他の1倍台で勝てなかった馬はハイセイコー(皐月)、ダイナナホウシユウ(皐月・菊)、トウショウボーイ(皐月・有馬)、マーチス(皐月)
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【答19】
ウオッカ 33秒0

※2010年、エイシンフラッシュが32秒7で更新
 (2着ローズキングダムも32秒9)
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予選問題 解答 (問07-12 1問4答部分その2)

【答07】
[a]中野渡清一
 ※マルゼンスキー
[b]田島良保
 ※ヒカルイマイ
[c]柴田政人
 ※第60回
[d]前田長吉
 ※クリフジは大出遅れも6馬身差で圧勝している。
 ※中野栄治の誤答多し。確かにこのときも振り返っているが、
  メジロライアンとは1 1/2馬身。
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【答08】
[a]カツラノハイセイコ
[b]その婚約者(現在の奥さん)の名前が「セイコ」さん
[c]イシノサンデー
[d]フサイチコンコルド
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【答09】
[a]プリメロ
 ※ミナミホマレ(11) タチカゼ(16) クモノハナ(17) クリノハナ(19)
[b]シアンモア
 ※カブトヤマ(2) フレーモア(3) ガヴアナー(4)
[c]ブライアンズタイム
 ※ナリタブライアン(61) サニーブライアン(64) タニノギムレット(69)
[d]月友(つきとも)
 ※カイソウ(13) ミハルオー(15) オートキツ(22)
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【答10】
7頭:小岩井農場
5頭:社台ファーム
   下総御料牧場
   ノーザンファーム
 ※社台Fは2010のエイシンフラッシュを含めると6頭になる。
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【答11】
ダミアン・オリヴァー(Damien Oliver)
 ※(2004)ピサノクウカイ
グレン・ボス(Glen Boss)
 ※(2006)フサイチリシャール
ケント・デザーモ(Kent Desormeaux)
 ※(2001)ボーンキング(2002)マチカネアカツキ(2003)ゼンノジャンゴ(2005)ブレーヴハート
ミルコ・デムーロ(Mirco Demuro)
 ※(2003)ネオユニヴァース(2004)ダイワメジャー

 ※2010年を含めるとクレイグ・ウィリアムズ(アリゼオ)が加わる。
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【答12】
2着:タカハタ/キヨガミ/シラオキ/トキツカゼ/サンダーランド/ピアスアロートマス/テーモア/メリーユートピア
3着:チトセホープ/クインナルビー/ブラウニー/アステリモア/ホウカツミンドアー/アスリート/アサハギ
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予選問題 解答 (問01-06 1問4答部分その1)

【答01】
[a]ジャパンカップ・有馬記念
 ※JC25000万、有馬18000、ダービー15000万
[b]40(万円)
 ※登録料の合計は1+3+36=40万円となる。
  3回目分の「36万」の誤答複数有り。設問がややこしかったか…。
[c]57(kg)
 ※馬齢重量表に基づくなら現在は56kgになるはず
[d]3000円
 ※ちなみにこのときの1着賞金は1万円なので、今の感覚だと「5000万毎に+1kg」ぐらい?
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【答02】
馬  :ワカタカ
騎手 :函館孫作(はこだて まごさく)
調教師:東原玉造(ひがしはら たまぞう)
馬主 :乾鼎一(いぬい ていいち)
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【答03】
[a]帝室御賞典(ていしつごしょうてん)
[b]ミラクルユートピア
[c]クレオパトラトマス
[d]ハクチカラ

※10頭立てとなったこの年はフレーモア以下尾形厩舎がワンツースリー。
※クレオパトラトマスの弟にはクモハタがいる。
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【答04】
[a]ハクシヨウ
[b]メジロオー
[c]髪の毛(1本)
[d]32番
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【答05】
[a]嶋田功
[b]四ツ脚(四本脚/足などの同意・表記揺れは○)
[c]イチフジイサミ
[d]140円
※ハイセイコーのハズレの単勝は120円
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【答06】
[a]中島時一:ヒサトモ
[b]庄野穂積:カツラノハイセイコ
[c]松本省一:トウカイテイオー
[d]「ダービー勝率100%」「全勝」「1戦1勝」等
  (「不敗」「無敗」は不出走もそうなってしまうので0.5点)
※その他、中尾銑治はサニースワローとサニーブライアンで、
 トウショウボーイの保田隆芳など3名が2着1回のみで「連対率100%」という記録有り。
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予選問題 解答と解説

では、予選問題の解答と解説です。

このblogの使い勝手が結局判っていないので、折りたたむとかではなく白地に白字(?)で掲載しますので、反転させるかメモ帳等にコピーしてご覧下さい。

2010年6月4日金曜日

予選問題 (問20-25 1問1答/その他部分)

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問20:
昭和9年(第3回)、昭和47年(第39回)、平成5年(第60回)の3回のみが該当する特徴は何か。答えよ。
(4点)
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問21:
増沢末夫はダイナガリバーで2度目のダービーを勝ったときに48歳7ヶ月という最年長ダービー制覇の騎手記録を作っていることで知られるが、実はアサデンコウで制した1度目の際にもある騎手記録を作っている。さてそれは何か?
(4点)
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問22:
平成18年(73回)のレース回顧において、フジテレビでゲスト解説をしていた岡部幸雄元騎手をして「僕にはダービーであんなこと出来ない」と言わしめた、メイショウサムソン・石橋守騎手の騎乗とはどんなものだったか?説明せよ。
(4点)
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問23:
産駒がダービー初出走した平成7年以降昨年までのうち、馬券対象の3着以内をサンデーサイレンスの血を全く持たない馬だけで独占した年(もしくは開催回)を全て挙げよ。
※正解が0~1回なら4点、2回なら各2点、3回~4回は各1点、5回以上なら各0.5点で中間点を配置、
 余りは完答ボーナスとし、4点満点となるよう調整する。ただし解答数が正解よりオーバーした場合は一律0点とする。
※0回と考えるなら開催年や開催回ではなく「なし」と明記すること。
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問24:
ダービー1競走単独の売り上げ額は、平成6年(第61回)が最大である。そのときの金額はいくらか?
(4点/誤差が近い場合は中間点を与える)
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問25:
昨年まで(1~76回)の出走頭数を合計すると何頭になるか。
(4点/誤差が近い場合は中間点を与える)
※馬番確定時の出走表の合計頭数から除外馬3頭、取消馬20頭分を引き算した数を正解とする(スタートした頭数と思って良い)。

予選問題 (問13-19 1問2答部分)

問13:
[a][b]を適切に補え。(各2点)
 昭和58年(第50回)の勝ち馬は4コーナーで外に進路を取る際にキクノフラッシュと接触、ニシノスキーの進路を妨害し審議対象となった。着順変更は無かったが、鞍上・[ a ]騎手は開催4日間の騎乗停止等、通常の制裁の他に[ b ]という処分も受けた。
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問14:
堅く収まる傾向の強いダービーだが、複勝の元返しは戦前の1枚20円発売時代を含めても2頭しかいない。「MG対決」「銀行ダービー」と称された昭和??年(第??回)の2着馬[ a ]と、皐月賞馬でありながら中島啓之がトウショウペガサスに騎乗するため小島太に乗り替わった昭和??年(??回)の3着馬[ b ]のみである。それぞれ馬名を答えよ。
(各2点)
※伏せてある開催年・開催回を解答する必要は無い。
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問15:
ダービー馬を複数輩出した繁殖牝馬は、カブトヤマ・ガヴアナー兄弟を出した[ a ]と、ヒカルメイジ・コマツヒカリ兄弟を出した[ b ]の2頭のみである。それぞれ馬名を答えよ。
(各2点)
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問16:
平成元年(第56回)の勝ち馬・ウィナーズサークルが、「平成初」という以外にダービー史上初の例となった事柄を2つ挙げよ
(各2点)
※出題者側で想定する解答は3つあるが、任意の2つを解答すればよいものとする。
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問17:
テレビ東京の矢野吉彦アナは昨年(平成21年・第76回)のレース当日朝に[netkeiba.com]へ寄稿したコラムにおいて、ダイシンボルガードとキーストンとに共通する項目を2つ挙げ、「今年はロジユニヴァースが該当するかもしれないが…」と結び、結果的に的中させている。さて、この3頭の共通点2つとは何と何か。
(各2点)
※一方については具体的な数字が間違っていたり触れていなかったりしても、ある程度の趣旨が合っていれば1点を与える。
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問18:
昭和25年12月に現行の「10円10枚=100円単位」及び「馬券控除率・約25%」の仕組みが確立されて以降、ダービーで単勝1倍台に支持されながら敗れ、しかも結局GⅠ級レースを未勝利のまま現役を終えたという馬が2頭いる。何と何か?
(各2点)
※GⅠ級=グレード制導入以後はGⅠ/jpnⅠ、それ以前は八大競走を指す。
※なお、昭和26年以降、1倍台で勝利したのが11頭、敗戦しているがダービー前後にG1(級)を勝っているのが4頭いる。
※実際の控除方式(2段階)、及び端数切捨の存在により前後するが、配当が【190円】となる単勝支持率は概ね以下の通り。
 ・平成2年まで:38.9~41.0%
 ・平成3~16年:41.1~43.4% (5%の特別給付金加算)
 ・平成17年以降:41.4~43.7% (特別給付金を廃止し、控除率自体を5%引き下げ)
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問19:
勝ち馬中、JRA発表による推定上がり3ハロンのタイムが最も速かった馬と、その上がり3ハロンのタイムをそれぞれ答えよ
(各2点)
※タイムは小数点1桁まで。
※馬名が間違っていても、タイムが合っていれば個々に加算する。

予選問題 (問07-12 1問4答部分その2)

問07:
次のダービーに関わる名言について、発言者である騎手を解答せよ。なお、馬名・人名・回数等は伏せてある。
(各1点)
[a] 大外枠でもいい。賞金なんか貰わなくていい。他の馬の邪魔もしない。この馬の力を試したいから○○に日本ダービーを走らせてくれ。
[b] 初めてのダービーに乗るのではなく、○○に乗るんだ、と自分に言い聞かせました。あとは馬の力を信じて思い切って乗ってこようとそれだけでした。
[c] 世界のホースマンに「第○○回のダービーを勝った△△です」と報告したい。
[d] (何度も振り返った理由を聞かれ)他の馬の足音が聞こえなかったので、何か(事故でも)起こったのかと思った
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問08:
[a]~[d]を適切に補え。(各1点)
「競馬の祭典」と称されるダービーはトレセン関係者のみならず、競馬マスコミや一般のファンにとっても一大イベントであるから、悲喜こもごものエピソードが存在する。
 例えば、かの井崎脩五郎氏がある年のダービーで単勝に貯金全額を突っ込み結婚指輪の資金にした逸話はそれなりに有名である。このとき[ a ]を買った理由が[ b ]、というのが(本当に根拠がそうだったかはともかく)いかにも氏らしい。
 一方の「悲」の方だが(あまりシャレにならない例を挙げるとアレなので笑いも含んだものを挙げると)、スポニチにコラムを連載している大阪の作家・乗峯栄一氏は、ある年に桜花賞から「GⅠ複勝コロガシ」を成功させ続け、1000円を63万100円にしてダービーを迎えたが、複勝と単勝を買い間違えたため自腹で資金を追加した挙げ句に外すという離れ業を演じている。ちなみに「今年のGⅠ戦線は田原と、田原と仲の良い騎手が好成績」という理由で四位洋文騎乗の[ c ](3人気・6着)を選んでいるのだが、だったら藤田伸二の[ d ]を選んでいたら、買い間違え分を含めて2154万9420円になっていたのでは…後付けではあるが。
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問09:
[a]~[d]を適切に補え。(各1点。[b][c][d]は順不同)
 ダービー馬を輩出した種牡馬のランキングを見ると、1位タイは6頭でサンデーサイレンスとトウルヌソル。続いて3位は4頭の[ a ]、4位は3頭を輩出した[ b ][ c ][ d ]が並んでいる。
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問10:
ダービー馬を5頭以上送り出している生産者は4つある。全て答えよ。
(各1点)
※登録上の名義によるため、個人名/牧場名、どちらの可能性もある。
※分場は同名義ひとつにまとめられていると考えて良い。ただしグループ内でも別組織・別会社の場合は別々に数えている。
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問11:
短期免許取得によりダービーに騎乗した外国人騎手がこれまでに4名いる。全て挙げよ。
(各1点)
※解答は姓のみ、及びカタカナ表記(JRA登録名による)で構わない。
※明日出走予定の騎手は含まない。(出題日は2010/05/29)
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問12:
ダービーで2着(8頭)または3着(7頭)に健闘した牝馬(計15頭)のうち、任意の4頭を挙げよ。
(各1点)
※着順や古さによって判定に差違は発生しない。
※競走馬名で解答すること。繁殖馬名は誤答とする。

予選問題 (問01-06 1問4答部分その1)

問01:
[a]~[d]を適切に補え。(各1点。なお[a]は該当が複数の場合は全てを挙げること)
 ①4歳(現3歳)牡馬・牝馬の最高の能力試験であること。
 ②競走距離が2400m、又は2400mに限り無く近いこと。
 ③(開催国で催される競馬の)最高の賞金額を設定すること。
 ④2歳(現1歳)秋から4回の出走登録を出走資格の条件とすること。
 ⑤負担重量は馬齢重量とすること。
 ⑥施行時期は原則的に春季とすること。
 ⑦以上1~6を満たす競走は国内において本競走のみとすること。

 これはいわゆる「日本ダービーの七大原則」だが、今日の施行条件と比べると細部は色々と異なっている。
 例えば③は[ a ]の方が高くなっているし、④は現在、第1回が2歳秋とかなり遅くずらされており、レース2週前の最終登録は第3回目である。加えて追加登録制度もあるので、かつてのオグリキャップのような事態は起こりにくくなった。ただ、通常なら合計[ b ]万円で済むところを200万円も出さなければならないのだが…。
 また、⑤も創設以来馬齢戦ではなく定量戦(現在は牡[ c ]kg、牝-2kg)で行われているが、これは【馬齢重量表による設定】というより【年齢に見合った重量】程度に解すべきだろう。もっとも、第一回だけは当時の全国各地の競馬場の実力差からか、【各公認競馬倶楽部の競走の勝ち馬は収得賞金[ d ]円ごとに1kg増】という条件もついていたそうだ。
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問02:
記念すべき初代の[ a ]ダービー馬/[ b ]ダービージョッキー/[ c ]ダービートレーナー/[ d ]ダービーオーナーを挙げよ。
(各1点)
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問03:
[a]~[d]を適切に補え。(各1点)
 ダービーへのステップ競走にも色々ある。ちょっと前の好走馬は「皐月賞から直行」にほぼ限られていたが、最近はNHKマイルCから来るパターンが要注意となっているし、二昔前になると皐月賞馬でも一走挟んでダービーに臨む例は少なくなかった。
 更に遡ると、[ a ](東京・芝2000m)1着から参戦という珍しい馬も2頭いるが、その前走成績に比してダービーの結果は両者ともよろしくない。
 [ b ]は余りの強さに回避馬を続出させ11頭立てという少数にしながら、自身は当日朝に脱臼して出走取消。「運の良い馬が勝つ」の逆説的な例としてしばしば挙げられる。
 また、[ c ]も1.65倍相当の1番人気に推されたが、暴走して逃げ潰れガヴアナーの7着に終わってしまう。しかしその後も海外遠征が企図される程の強さを見せ、繁殖としても桜花賞馬ハマカゼの他、昇城の子[ d ]がダービーを制して祖母の無念を晴らすなど成功している。
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問04:
[a]~[d]を適切に補え。(各1点)
 昭和36年(第28回)のダービーでは、写真判定によりハナ差で[ a ]に軍配が上がったが、2着[ b ]との差は世間では[ c ](の)差と称された程僅かであった。ちなみに[ b ]は大外枠(枠杁不良に伴う外枠発走を除く)としては初の連対で、馬番の[ d ]番は、ダービー連対馬の中では最も大きい数字である。
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問05:
[a]~[d]を適切に補え。(各1点)
 昭和48年(第40回)では国民的人気馬となったハイセイコーに対し、[ a ]騎手が「ハイセイコーが[ b ]ならタケホープも[ b ]だ」と発言。単なる皮肉と思われていたが、実際にタケホープが快勝。ハイセイコーは[ c ]にも差されやっと3着を確保したが、その圧倒的人気と先着を許した2頭の人気薄により『複勝配当[ d ]円は単勝配当よりも高い』という逆転現象が発生した。
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問06:
次のダービートレーナーが出走させたダービー馬を答えよ。
[ a ]中島時一 / [ b ]庄野穂積 / [ c ]松本省一
[ d ]また、彼ら3名のみが保持する記録は何かも答えよ。
(各1点)

予選問題を公開します

pdfでアップしようと思ったら、このblogが画像/動画以外のファイルをアップできない(もしくは面倒)なようなので、いくつかのエントリに分けてテキストベースで貼り付けることにしました。その際改めて「これ、30分でやる量だよなぁ…(実際は15分)」と。ホントにスミマセン。

なお、公開に当たりいくつか当日から問題文を修正(「訂正とお詫び」エントリに追記しました)したものや、正解自体が本年(2010)のダービーの結果により変わったものがありますのでご了承ください。

2010年5月29日土曜日

出題終了しました

下記に記したように、予選に致命的なミスが発覚したり、そもそも予選の解答量がとても15分では解ききれないものだったり(これについては敢えて承知して出題しましたが)と、色々問題は出ましたが、どうにか出題を終了しました。
(問題・解答及び解説は後程アップいたします)

皆様がダービー、ひいては競馬がますます好きになっていただける一助になれば幸いです。
ありがとうございました。

訂正とお詫び

予選問題の13番で「昭和59年(第50回)」とありましたが、これは「昭和58年(第50回)」の誤りでした。

(解答用紙を各参加者に返却したため記憶頼りになりますが)この問題での正解が得点トップの1名のみのため、問題無効もしくは全員正解扱いとしても順位に変動はありませんが、一方で正しい情報が示されていれば正解が出ている可能性もかなり高かったことを考慮すると、順位変動の可能性がありました。ここにお詫びいたします。申し訳ありませんでした。

2010/06/04 追記
・予選問題・問13(b)「制裁金(過怠金)」という解答の判断が付かなかったため(当日はボーダーラインに影響しなかったため保留としましたが)、「通常の処分以外に」という一文を付け加えて公開いたします。

・予選問題・問19は単に「現在JRAがHP上で公開している資料が過去20年分のみ」というだけという可能性が高いため(考えてみればミスターシービーが毎日王冠で33.9とかいう話が残ってますし)、「平成2年以降」という条件を外して公開いたします。

・予選問題・問11/19/25は、本年(2010)のダービーを含めて考えた場合、開催日当日とは正解が異なりますのでお気を付け下さい。

2010年5月22日土曜日

判定の訂正など

オークスをすっ飛ばし(?)馬券検討を兼ねて過去のダービーを通しで何十回と見直す今日この頃ですが、それとネット上の記事を比べると、明らかに間違っている情報が散見されますねぇ…。
例えばとある方のblog記事で単勝2.1倍だった馬を1.2倍と書いていたり(2番人気が7.6倍なので「圧倒的一番人気」なのは確かですが、それで筆が滑ったと思われる)、某辞書ページで1枠1番の馬を8枠云々とか書いていたり、果ては某社が出しているDVDで1番人気と2番人気を逆にナレーションしていたり…。

しかし、かく言う私も調べておいて結局間違えた情報を出題したという事態も(あってはなりませんが)考えられます。そうした疑問が解答者もしくは会場から出た場合、すぐに調べが付くようなら少し時間を取りますが、時間が掛かると思われる場合は判定を保留して次の問題に進み、「最終問題までに判断が付けば反映」「判断が付かなければ問題無効」とさせていただきます。

2010年5月12日水曜日

出題について(3) 予選とアンケート

(5/14追記有り)

テーマ「クイズ番組」のblogを見て思い出したのですが、
本家フジテレビでもそういう傾向と言うことで、
「予選は思いっきり厳しく、本戦はある程度は正解が出るように」
という風に、今更ながら問題をちょっと組み替えております。

その結果、「必ず1問4点の100点満点とし、中間点は認めてかまわない。」
という規約の「中間点」がたくさん出ることになります。
ただ、テーマがテーマだけに、「中間点」といって一般にイメージする、
「論述で正確性や細部の差違によって減点」といった形よりは…ハイ。
おそらく、3場開催の全36レース買うぐらいの忙しさになろうかと(無責任な)。
そのつもりで心積もりをして頂ければと思います。

また、更にその結果、同点のボーダーラインという事態はまず避けられると思うのですが、
アンケートに割ける時間は殆ど無いことになりそうですので、
「長く書かなくて済むお題」をお出しする予定です。
(一方で、万一同点の時はそのアンケートの出来で当落が決まっても納得して貰わなければ
ならないのですが…多分納得して貰えるお題になっているはずです)

また、このアンケートに限り、「翌日の予想」(?)に似たことを聞くかもしれませんがご了承ください。

2010年5月9日日曜日

出題について(2) 除外範囲

最初のご挨拶で触れた通り、かなり広範になるであろう「予習範囲」のこともあり、全く出題予定が無くなってしまった部分については「出題無し」と書いてしまう方がよいのではないかと考えました。

というわけで、以下は出題範囲から除外いたします。
既に調べてしまったという方、申し訳ありませんが、実際の馬券検討に生かして頂きたく…。

●ダービー馬になるまでの競走成績を問う問題はそれなりに存在するが、
 ダービー制覇より後の競走成績についてはあまり触れないこととする。
 例8:キーストンが…あ、泣けてきたので略
    (阪神大賞典)
  ⇒※全く問わないわけではない
   ※繁殖成績などはそれなりに問うので注意
   ※というわけで、前の投稿で挙げた例5~7のような問題は出題しない可能性が非常に高いです。

●「マンガ」「アニメ」「ゲーム」「小説」「歌謡曲」等における架空のダービーは出題対象から除外する
【明確に除外】
例9:史上初の同着優勝となった平成8年のダービーで、
   ミドリマキバオー・カスケードの3着に突っ込んだのは?
   (ベアナックル)
    ⇒ただの「マキバオー」カルトになってしまう
例10:「ありゃ馬こりゃ馬」で主人公・氷室翔が勝った2頭のダービー馬を全て挙げよ。
    (フジノバンバンオー・シンケン)
    ⇒理由は同上
例11:「99.9%は祖父・父に続いて無敗の二冠を達成することになる、
    最近では母がファレノプシスに変わっている「ウイニングポスト」の最強馬は?」
    (サードステージ)
    ⇒理由は同上
例12:「コウタローが直線で差し切ろうとしたのは?」
    (ホタルノヒカリ)
    ⇒理由は同上
例13:「じゃじゃ馬グルーミンUP!」の第一部最終盤、アダタラヨイチが出走した
   ダービーを制したコモンセンスのモデルと思われる2頭のダービー馬は?
   (ダイナガリバー、スペシャルウィーク)
    ⇒「醍醐(社台)ファーム生産初のダービー馬」と
     「弓削匠(武豊)騎乗で紫、白鋸歯形の勝負服」という正解に必要な情報は
     現実のダービーネタに絡むが、結局は「深い」漫画内知識が大前提となるため却下。


【「東京優駿」競走自体と、関連性が薄い】
例14:映画「優駿」で主人公を演じた馬のJRA競走馬としての馬名は?
   (マヤノオラシオン)
    ⇒マヤノオラシオンとしてはダービートライアル(京都四特含む)
     にすら出走できていないので却下。
例15:さだまさしからダービーを勝っていないのに「ひとりぼっちのダービー」という曲を
    送られた、結局2着が最高だった騎手は?
    (的場均)
    ⇒除外理由は下記参照
例16:漫画「ダービージョッキー」の原案を手がけたダービージョッキーは?
    (武豊)
    ⇒除外理由は下記参照

※こうした(レース以外の)ケースにおける「関連性が薄い」は
 「第○回の東京優駿」…といった具合に、具体的な回に関連づけられるか、
 というのを一つの目安として考えます。
 なので、下記(例17)のようなケースは出題対象です。

例17:馬主の永田雅一が制作した、トキノミノルを記念した映画は?
   (幻の馬)


●問題製作者が一年以内に別のクイズイベントで出題、
 もしくは出場予定と思われる方と今年に入って雑談で話してしまった(可能性のある)
 下記2点のネタは除外

例18:映画「優駿」スタッフがずーっと撮り続けていたこの年の18着馬は?
   (マティリアル)

例19:現行制度において、収得賞金ゼロの馬が東京優駿に出走できる可能性があればそれを書け。
   ⇒付随して、ロイスアンドロイスがどうのこうのも除外します。すみません…

   ちなみに解答(多分)
    ※重賞、及び3歳以降の準OP以上は収得賞金ゼロでは出走不可である。
    ※ただし、クラシックのトライアルには出走可能である。
    ※ところが、上位入選でも「収得賞金ゼロ」の馬に優先出走権は与えられない。
    ※従って「青葉賞2着で賞金加算かつ優先権獲得」等により
    「未勝利のままダービー出走」は現在も可能だが、「収得賞金ゼロでの出走」は不可能。
    ※なお、未勝利なのにG1レースを3着しまくった結果非常にレーティングが高いという
     「JRAのルールに沿うならば収得賞金ゼロ」という外国調教馬が選出される可能性はあるが、
     そもそも「収得賞金」という概念自体が発生しないと思われるので無視する。

出題について(1) 範囲と表現

さて、仮エントリー時に掲載させて頂いた出題範囲は以下の通りです。

•第1回(1932)から出題当日時点までの確定情報
•展開/結果/配当/トライアル/血統/馬主/厩舎/騎手/牧場/ファン/放送出版/規則/レース当日/時代背景…等々、「東京優駿」に関連するものは全て出題範囲とする。
•翌日、第77回の予想は出題対象としない。
•イギリスダービー/マージーサイドダービー/日本選手権競輪/競馬ダービー紙/ダービーニュース紙/さんまの何でもダービー…等々、「東京優駿」以外のダービーは出題範囲に含まない。

まずこれに、以下を追記します。
●問題文中で特に断り無く「ダービー」と称した場合は「東京優駿(日本ダービー)」を指す。

●出題時に必要な場合、「元号による開催年度(第○回)」という形でレースを限定する。
 例1:「平成22年(第77回)の勝ち馬は?」
    (???)

●年齢表記については現在で統一するが、レース名は場合に応じて使い分ける。
 例2:「2歳時に朝日杯FSを勝っているダービー馬を全て挙げよ」
    (解答省略)
      ⇒「朝日杯3歳S」時代も含めて考える
       
●以上2つ(開催年・回/レース名)について、解答の際は問題文冒頭に注釈の無い限り、
 どれ(どちら)を使っても良い
 例3:「(前略)・アイネスフウジン・ナリタブライアンが
    ダービー以外に共通して制している2歳重賞は?」
    (朝日杯FS/朝日杯3歳S)
      ⇒どちらでも○
       ※ただし「施行回数のカウントリセット」を伴うような大幅な条件変更があった場合は
        別々のレースと考える。
       ※JRAや競馬新聞等で「○○を前身とする~」のように表現されているものは同じと考えて良い。

●馬名に「ァィゥェォッ」が使えない時代の馬については、
 発声・記述どちらも命名の意味に沿ったとき自然な形の解答を認める。
 例4:「皐月賞馬のうち、ダービーに出走できなかった初のケースとなったのは?」
    (ロツクパーク)
      ⇒「ロックパーク」も○

●ただし、旧仮名遣いの記述はその通りに書くこと。
 例5:「秋のオークス開催が最後となった昭和27年(第19回)。この年は牝馬最強世代と呼ばれ、
    ダービーも出走31頭中12頭が牝馬であった。このうち3頭は8大競走の勝ち馬となるが、
    それは何と何と何か?」
    (クインナルビー/レダ/スウヰイスー)
      ⇒「スウイイスー」は×

●問題文中「全て挙げよ」といった場合、正解は複数である。解答順も正誤判定に影響しない。
また、複数回該当するものは1度言えばよい(複数回述べても即誤答とはしない)
 例6:今年の目黒記念は一般投票により選定されたダービー馬の名称が副題に付くメモリアルとなるが、
    そんなわけでこの名称に相応しいと思われる(?)目黒記念を制しているダービー馬を全て挙げよ。
    (カツラノハイセイコ、カブトヤマ、サクラショウリ、シンザン、トクマサ、ハクチカラ)

●問題文中「順に挙げよ」といった場合、正解は複数であり、解答順も正誤判定に影響する。
また、複数回該当するものはその回数分、その順に述べなければならない。
 例7:今年の目黒記念は一般投票により選定されたダービー馬の名称が副題に付くメモリアルとなるが、
    そんなわけでこの名称に相応しいと思われる(?)目黒記念を制しているダービー馬を、
    目黒記念の制覇順に全て挙げよ。
   (カブトヤマ、トクマサ、ハクチカラ、ハクチカラ、シンザン、サクラショウリ、カツラノハイセイコ)

参加に際して

参加資格・及び出題については原則として『カルトQまつり』の公式blogに掲載されている共通ルールに則ります。



というわけで、参加をご検討頂ける方は上記公式HPよりエントリー頂けますと、予選用筆記問題の用紙等、準備の都合上大変助かりますのでよろしくお願いいたします。

「クイズサークルへの参加者」に限定はいたしませんので、「ダービーなら任せろ!」という熱意ある方の参加を歓迎いたします。うっかり「ダービー 傾向」なんていうキーワードでこのblogに立ち寄ってしまった方、如何でしょうか?
 ※「出題中は静かにする」「観覧中判っても答えを言わない」等々のマナーはお守りください。
 ※当企画はJRAや各出版・報道機関等とは一切関係なく個人が開催するものです。
  上記の関係各所へのお問い合わせや宣伝行為はなさらないようお願いいたします。

また、性質上『配当』など、競馬の「ギャンブル」面についての出題も当然なされますが、これを理由として20歳未満、または競馬法において馬券購入を禁じられている競馬関係者の参加を制限することはありません。…某T元騎手みたいな理由だとちょっと考えさせて頂きますが。

というわけで、そうした立場の方が勝った場合を考慮して、優勝賞品として「私が予想した3連単1点勝負馬券を押しつける」(今年当たったのは先日の青葉賞(1-2-3番人気で入線)のみ)案はボツとなりましたが、替わりのモノを用意していますので、お楽しみに。

ご挨拶

ダービートライアル・プリンシパルSも終了し、本日昼には実質的なダービー最終便となるNHKマイルCが行われようとしている今日この頃ですが、この記事をご覧頂いている皆様におかれましては、馬券やPOGの調子は如何でしょうか?

ご挨拶がかなり遅れましたが、この度、『カルトQまつり』において、「東京優駿」というお題で出題させて頂くことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

我が国のダービーも本家イギリスに比べたら約3分の1ぐらいではありますが、それでも80年近い歴史を有しているわけで、作成側としても改めて「そんなことがあったのか」と感じ入ったり「ああ、あのときヒモにこの馬入れておけば」と今更後悔したりといった日々を過ごしております。

というわけで、このblogにおいては、皆様の予習の一助となるような情報を載せていこうかと思っています。