2010年6月4日金曜日

予選問題 (問01-06 1問4答部分その1)

問01:
[a]~[d]を適切に補え。(各1点。なお[a]は該当が複数の場合は全てを挙げること)
 ①4歳(現3歳)牡馬・牝馬の最高の能力試験であること。
 ②競走距離が2400m、又は2400mに限り無く近いこと。
 ③(開催国で催される競馬の)最高の賞金額を設定すること。
 ④2歳(現1歳)秋から4回の出走登録を出走資格の条件とすること。
 ⑤負担重量は馬齢重量とすること。
 ⑥施行時期は原則的に春季とすること。
 ⑦以上1~6を満たす競走は国内において本競走のみとすること。

 これはいわゆる「日本ダービーの七大原則」だが、今日の施行条件と比べると細部は色々と異なっている。
 例えば③は[ a ]の方が高くなっているし、④は現在、第1回が2歳秋とかなり遅くずらされており、レース2週前の最終登録は第3回目である。加えて追加登録制度もあるので、かつてのオグリキャップのような事態は起こりにくくなった。ただ、通常なら合計[ b ]万円で済むところを200万円も出さなければならないのだが…。
 また、⑤も創設以来馬齢戦ではなく定量戦(現在は牡[ c ]kg、牝-2kg)で行われているが、これは【馬齢重量表による設定】というより【年齢に見合った重量】程度に解すべきだろう。もっとも、第一回だけは当時の全国各地の競馬場の実力差からか、【各公認競馬倶楽部の競走の勝ち馬は収得賞金[ d ]円ごとに1kg増】という条件もついていたそうだ。
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問02:
記念すべき初代の[ a ]ダービー馬/[ b ]ダービージョッキー/[ c ]ダービートレーナー/[ d ]ダービーオーナーを挙げよ。
(各1点)
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問03:
[a]~[d]を適切に補え。(各1点)
 ダービーへのステップ競走にも色々ある。ちょっと前の好走馬は「皐月賞から直行」にほぼ限られていたが、最近はNHKマイルCから来るパターンが要注意となっているし、二昔前になると皐月賞馬でも一走挟んでダービーに臨む例は少なくなかった。
 更に遡ると、[ a ](東京・芝2000m)1着から参戦という珍しい馬も2頭いるが、その前走成績に比してダービーの結果は両者ともよろしくない。
 [ b ]は余りの強さに回避馬を続出させ11頭立てという少数にしながら、自身は当日朝に脱臼して出走取消。「運の良い馬が勝つ」の逆説的な例としてしばしば挙げられる。
 また、[ c ]も1.65倍相当の1番人気に推されたが、暴走して逃げ潰れガヴアナーの7着に終わってしまう。しかしその後も海外遠征が企図される程の強さを見せ、繁殖としても桜花賞馬ハマカゼの他、昇城の子[ d ]がダービーを制して祖母の無念を晴らすなど成功している。
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問04:
[a]~[d]を適切に補え。(各1点)
 昭和36年(第28回)のダービーでは、写真判定によりハナ差で[ a ]に軍配が上がったが、2着[ b ]との差は世間では[ c ](の)差と称された程僅かであった。ちなみに[ b ]は大外枠(枠杁不良に伴う外枠発走を除く)としては初の連対で、馬番の[ d ]番は、ダービー連対馬の中では最も大きい数字である。
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問05:
[a]~[d]を適切に補え。(各1点)
 昭和48年(第40回)では国民的人気馬となったハイセイコーに対し、[ a ]騎手が「ハイセイコーが[ b ]ならタケホープも[ b ]だ」と発言。単なる皮肉と思われていたが、実際にタケホープが快勝。ハイセイコーは[ c ]にも差されやっと3着を確保したが、その圧倒的人気と先着を許した2頭の人気薄により『複勝配当[ d ]円は単勝配当よりも高い』という逆転現象が発生した。
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問06:
次のダービートレーナーが出走させたダービー馬を答えよ。
[ a ]中島時一 / [ b ]庄野穂積 / [ c ]松本省一
[ d ]また、彼ら3名のみが保持する記録は何かも答えよ。
(各1点)

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